浄敬庵では刻々と暮れゆく時を追いながら、幽玄な世界へといざなう「夕ざりの茶事」を1年を通して行っております
あわただしい日常を離れ、ほのかな蝋燭の灯りのもと ひとときのゆったりとした時をお楽しみ下さい
初 座
汲出し(白湯)
お茶室への席入りの前に、待合や寄りつきという部屋で白湯などの汲出しをいただきます。 席入りまでに身支度をすませ、白湯をいただき心を静かに整えます。
白湯をいただいてから、用意された草履をはき露地、腰掛待合へ進みます。
炭手前
美味しいお茶をたてるための湯を沸かすために炭をつぐお手前です。手順よく、無駄がなく、しかも火が早くおこり、火気が強く釜にあたるように工夫されています。 湯には湯相といって、湯の姿があります。シュンシュンという松風の音にたとえられる音が湯相の適音であると言われます。また灰との融合や清楚な景色、香りを求めお香がたかれます。
懐石
美味しくお茶をいただくために、空腹を整えます。禅院から派生したという茶事に出される食事をいいます。一汁三菜を旨とした懐石が順番に作法に基づき供されます。
懐石の説明はこちら
主菓子
主菓子(おもがし)は原則的に濃茶につきますが、大寄せのお茶会などでは、薄茶と出されることもあります。薯蕷饅頭、きんとん、季節により花見団子や月見団子、水無月などの生のお菓子を使います。
茶事においては、初座のしめくくりとして出されます。縁高(ふちだか)と言われるお重に客一人一個ずつお重を重ね、黒文字(楊枝)が添えられます。
中立ち
懐石の後に主菓子をいただき、休憩のため茶室を退出いたします。亭主は、次の濃茶席のために部屋の清浄、道具を飾り、炭のおこり、床の景色をあらためます。客人は、この間に用を足し、亭主の鳴り物の合図があるまで、控えの席で静かに待ちます。
後 座
濃茶
濃茶は文字どおり濃いお茶で、 色も味も濃厚になります.。一碗に人数分のお茶が練られ、客は手送りでまわして飲みます。お茶の主体は濃茶で、歴史的には濃茶のほうが古く、明日の命もわからない戦国時代では、濃茶の席は、気心の知れた者同士がその一碗の濃茶で連帯感を強め、また重要な話し合いの場でもあったようです。濃茶の飲み回しを「吸い茶」と言い、利休が始めたとされています。
干菓子
干菓子は 水分の少ない和菓子で 和三盆、落雁の類、掛け物(金平糖の類)、焼き物(煎餅)の類があり、折々の季節や茶会の趣向にあわせて出されます。
原則的に茶事の茶席では薄茶の席に出されるものです。
薄茶
濃茶席の飲みまわしと異なり、客一人一碗ずつお茶がだされます。
「おうす」とも呼ばれ、濃茶は練る、薄茶は点てると言われます。
一般的に知られるお茶が このお薄の席のものです。
お茶事体験
コース E |
白湯(待合)、初炭手前、懐石、主菓子 濃茶、干菓子、薄茶
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開催日 |
火、土 、日
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開催時刻 |
16:30
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所要時間 |
4時間 (3名様基準)
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参加人数 |
3~5名様
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価格 |
17,000円(税込)
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※他のお客様のご相席がなく、お二人様のみでご参加の場合はお一人様(22,000円)となります。
コース F |
白湯(待合)、初炭手前、懐石、主菓子 濃茶、干菓子、薄茶 止め炭、(手燭交換、和蝋燭)
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開催日 |
火、土 、日
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開催時刻 |
16:30
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所要時間 |
4時間15分 (3名様基準)
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参加人数 |
3~5名様
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価格 |
20,000円(税込)
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※他のお客様のご相席がなく、お二人様のみでご参加の場合はお一人様(25,000円)となります。
追加情報
お一人様のみでご予約
お一人様のみでご予約される場合は、全てのコースにおいて2倍の料金となります。
他のお客様のご相席がなく、お一人様のみでご予約される場合は、全てのコースにおいて2倍の料金となります。
ご相席について
各コースの定員に達するまでは、ご相席をお願い致しております。ご相席を希望されない場合は、プライベート料金となります。
料金につきましては、別途 お問い合わせください。
キャンセルの場合
前日キャンセルの場合は人数様分のキャンセル料 半額、 当日は全額がかかってまいります。
ご変更は2日前までにお申し出ください。